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世界で原発ラッシュ

◎ まずは、関心をもつこと
 地球温暖化や原油高を背景に、先進国が原子力発電に回帰したり、発展途上国や産油国が新規導入する動きが加速している。世界の原発は435基(発電電力量2兆7000億キロワット時)から将来的に現在の1・8倍の800基に近づくとの推計もある。一方、原発事故や核兵器への転用は世界的に重大な影響を及ぼすため、安全性や平和的利用の確保などの課題がより一層重みを増している。 (「毎日新聞」より)
世界で原発ラッシュ 温暖化対策や原油高騰背景に

 原油高や温暖化を背景に、二酸化炭素(CO2)を出さない原発の建設が加速しているようですが・・・ 原発事故や核兵器の製造に、つながらないかと、少し心配ですね。

 原子力発電の燃料には、3〜5%に濃縮されたウランが使われます。天然に存在するウランは、核分裂しないウラン238と核分裂するウラン235が混在しています。天然の状態では、ウラン235はわずか0.7%しか含まれていないので、濃縮して使用することになります。

 『日本の問題よくわからないまま社会人している人へ』によると、この濃度をさらに高めれば、ウラン型原爆(広島型原爆)を、製造することも可能になるといいます。広島に落とされた原子爆弾は、80%に濃縮されたウラン64キロが使われたそうです。

 また、濃度を高める際に分離されたウラン238は、劣化ウラン弾として、戦車の砲弾などに使われます。さらに、原子力発電所を運転すると、使用済み核燃料が出てきます。ここからは、プルトニウムを取り出すことができ、それを原料に長崎型原爆を作れるそうです。

 ウラン235の原子核に、外から別の中性子が飛び込んでくると、原子核は分裂し、分裂した原子核から、さらに中性子が外に飛び出していきます。その中性子が、近くにある別の原子核に衝突すれば、その原子核がまた分裂し・・・・・・ ということになります。核分裂が連鎖反応を引き起こすのです。 


 この核分裂が、一気に起きるのが核爆発(原子爆弾)です。一方、核分裂のスピードをコントロールしながら、ゆっくりと分裂させるのが、原子力発電です。

 世界では、新しく原発導入を目指す国々は、中東やアフリカ、アジアなどの20カ国以上あります。この中には政情が不安定な国もあり、危険性を指摘する声もあるようです。

 私が住んでいる町の近くにも、原子力発電所があるのですが・・・ どういうふうになっているのか、まったく知りません。他国の原子力開発より先に、自国の原子力がどうなっているのか、知る必要がありますね。

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