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『巨人軍論』
◎ 中心なき組織は機能しない
私は、かつての「強い巨人軍」からすべてを学んだ。野村ID野球の根幹には、「巨人軍」から学んだ思想が脈々と流れている。現在の凋落した「巨人軍」でさえも、いまもって、戦術・戦略のノウハウが隠されているのだ。本書では、それをすべて明らかにしたい。
帯には、「巨人ファン、アンチ巨人すべてに捧げる一冊!」とある。私は、アンチの方だ。子どものころは、巨人ファンであったが、清原と桑田のドラフトの問題のときに、巨人が嫌になりアンチ巨人となったのだ。
野村監督が、巨人をこれでもかというくらい、切り捨ててくれるものと期待して読んだのだが・・・ アンチの気持ちを満たしてくれるほどではなかった。しかし、私が知らなかったV9時代の野球の話とか、チームの組織論の話など、おもしろかった。
野村監督は、巨人が凋落した原因のひとつに、「4番とエースの不在」をあげている。多少の浮き沈みはあっても、巨人がいつの時代もその名に恥じない戦績を残してきたのは、中心となるしっかりした4番とエースがいたからだという。
現在の巨人には、その中心となる選手がいない。あきれるほどに、他チームで4番を打っていたような選手を獲得しているようだが・・・ それらの選手は、「真の4番」ではないという。
「真の4番」とは、「チームの鑑(かがみ)」となる選手でなければならない。いい成績さえ良ければ、それでいいというものじゃない。他の選手の模範となることが求められるだ。王、長嶋の後、真の4番と言えるのは松井 秀喜だけだという。
エースもまた「チームの鑑」となることが求められる。斉藤、槙原、桑田の後、名実ともにエースと呼べる選手は見当たらない。上原選手は、能力的には充分だが、心理面でまだその領域に達していないのだとか。
なかなか生え抜きの選手が育たないのは、そういったことも関係しているのかな。また、巨人というチームは、常勝を義務付けられている。そのため、すぐに結果を出すことが求められ、長期的展望のもとに選手を育ててられない事情があるという。
野村監督は、楽天の監督を引き受けるときに、「エースと4番を獲ってくれ」と球団に強く要請したそうだ。「野村再生工場」といわれてるし、才能を引き出すのがうまいはずなのにと、ちょっと意外な気がした。
「4番とエースは育てられない」
これが、長年のプロ野球人生で得た真理だという。優勝を争うようなチームで、4番を打ってきたのは、いずれも即戦力として入団してきた選手か、他球団から獲得してきた実績のある選手だという。「中心なき組織は機能しない」 これが野村監督の持論である。
はたして巨人は再び「模範」たりえる存在として蘇ることができるのか。もし、そういうチームになったのなら、ぜひとも日本シリーズで対決してみたい。そして、今度こそ巨人を倒して「日本一」になりたい
2008年7月6日現在、楽天、巨人ともに第3位である。日本シリーズで対決ということも、あるかもしれない。
私は、かつての「強い巨人軍」からすべてを学んだ。野村ID野球の根幹には、「巨人軍」から学んだ思想が脈々と流れている。現在の凋落した「巨人軍」でさえも、いまもって、戦術・戦略のノウハウが隠されているのだ。本書では、それをすべて明らかにしたい。
帯には、「巨人ファン、アンチ巨人すべてに捧げる一冊!」とある。私は、アンチの方だ。子どものころは、巨人ファンであったが、清原と桑田のドラフトの問題のときに、巨人が嫌になりアンチ巨人となったのだ。
野村監督が、巨人をこれでもかというくらい、切り捨ててくれるものと期待して読んだのだが・・・ アンチの気持ちを満たしてくれるほどではなかった。しかし、私が知らなかったV9時代の野球の話とか、チームの組織論の話など、おもしろかった。
野村監督は、巨人が凋落した原因のひとつに、「4番とエースの不在」をあげている。多少の浮き沈みはあっても、巨人がいつの時代もその名に恥じない戦績を残してきたのは、中心となるしっかりした4番とエースがいたからだという。
現在の巨人には、その中心となる選手がいない。あきれるほどに、他チームで4番を打っていたような選手を獲得しているようだが・・・ それらの選手は、「真の4番」ではないという。
「真の4番」とは、「チームの鑑(かがみ)」となる選手でなければならない。いい成績さえ良ければ、それでいいというものじゃない。他の選手の模範となることが求められるだ。王、長嶋の後、真の4番と言えるのは松井 秀喜だけだという。
エースもまた「チームの鑑」となることが求められる。斉藤、槙原、桑田の後、名実ともにエースと呼べる選手は見当たらない。上原選手は、能力的には充分だが、心理面でまだその領域に達していないのだとか。
なかなか生え抜きの選手が育たないのは、そういったことも関係しているのかな。また、巨人というチームは、常勝を義務付けられている。そのため、すぐに結果を出すことが求められ、長期的展望のもとに選手を育ててられない事情があるという。
野村監督は、楽天の監督を引き受けるときに、「エースと4番を獲ってくれ」と球団に強く要請したそうだ。「野村再生工場」といわれてるし、才能を引き出すのがうまいはずなのにと、ちょっと意外な気がした。
「4番とエースは育てられない」
これが、長年のプロ野球人生で得た真理だという。優勝を争うようなチームで、4番を打ってきたのは、いずれも即戦力として入団してきた選手か、他球団から獲得してきた実績のある選手だという。「中心なき組織は機能しない」 これが野村監督の持論である。
はたして巨人は再び「模範」たりえる存在として蘇ることができるのか。もし、そういうチームになったのなら、ぜひとも日本シリーズで対決してみたい。そして、今度こそ巨人を倒して「日本一」になりたい
2008年7月6日現在、楽天、巨人ともに第3位である。日本シリーズで対決ということも、あるかもしれない。
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1時間で読んでみたが
誰にでもはじめられる!
哀しき読書論・・・。

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