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年のせい?

◎ 記憶力が落ちた
 読んだ本の内容を、数日も経てば、すっかり忘れている。「あ〜、なんとなく覚えてるぞ」というところもあるのだが、線を引いてチェックしているにもかかわらず・・・ まったく覚えていないところも多々ある。う〜、年のせい?

 記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」がある。そして、長期記憶はさらに「エピソード記憶」「意味記憶」「手続き記憶」「プライミング記憶」に分類される。これらのうち、もっとも早く発達するのが手続き記憶、次がプライミング記憶、意味記憶、短期記憶、いちばん遅れて発達するのがエピソード記憶となる。 
(参照:『記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』)

 記憶するときには、その年齢に見合った記憶の仕方をする必要がある。中学生のころまでは、意味記憶の能力がまだ高いので、丸暗記でテストに臨んでもなんとかなる。しかし、しだいにエピソード記憶が優勢になり、丸暗記が通用しなくなってくるという。

 この事実に気づかずに、いつまでも同じような勉強法を繰り返していると、自分の限界を感じるようになるのです。また、そういう人に限って、「もう若いころのようには覚えられない」と記憶力の低下を嘆くのです。

 すっかり嘆いていたよ。サクサクと記憶できた学生時代とおもいっきし比較してたし・・・ 意味記憶じゃ〜 ダメだったんだね。ものごとをよく理解して、その理屈を覚えるという勉強方法に変えていく必要があるわけだ。

 「エピソード記憶」を簡単に作る方法は、覚えた知識(意味記憶)を、友人なり家族なりに説明してみることだそうだ。人に話すことで、「あのとき教えたところだ」「そいういえば、こういう図を描いて説明したかな」といった感じで、意味記憶より、忘れにくいエピソード記憶になるのだとか。

 ただ、エピソード記憶も、時間が経つにつれて、個人の体験が削ぎ落とされ、ついには意味記憶になってしまう。なので、どうしても忘れてはいけないことは、ときどき人に説明するなりして、エピソード記憶として保つ努力が必要となる。

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