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『 読み上手書き上手』

◎ 齋藤流を学ぼう!
【齋藤 孝】 1960年、静岡生まれ。
東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。

読み上手書き上手 (ちくまプリマー新書 76) 読み上手書き上手 (ちくまプリマー新書 76)
齋藤 孝 (2008/02)
筑摩書房

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 いいものを書くためには、ふだんから「読んでいる」という足腰作り、鍛錬が必要です。その膨大な蓄積の上に、書くことがあると、私は考えています。

 「読むこと」と「書くこと」の強い連動を、ふつうの人はそれほど意識していないと、齋藤氏はいう。本書では、その両方をいっぺんに、しかも3日間で行うトレーニング方法を紹介している。

1日目 「読むこと」と「書くこと」のつながりを見つけよう――基礎編
2日目 「読み書き」をもっと極めるために――応用編
3日目 今日から読み上手、書き上手になろう――実践編

 3日間で、読み上手、書き上手になろうという内容だ。いままでに、著者の本を多く読んできた人なら、ほとんど知っている内容ではないだろうか。いままで、個別に紹介してきた方法を、ちりばめた感じ。「これが、齋藤流だ!」という大まかな流れがわかる。

 『「超」読解力』に、読解力アップには「近代」への理解がカギとあったが、本書でも同様のことが書いてあった。現代文の教科書では、評論文などの抽象的な概念を取り上げることが多くなり、思想的な概念や知識なしで読める文章は少なくなったのだという。知識の有無で理解度が左右されることに。

 「アイデンティティ」「マイノリティ」「コンプレックス」といった現代用語で重要な言葉について、解説した参考書も出ているそうだ。よく聞くが、意味があいまいな言葉って・・・ 多い。辞書で調べても、よく分らないことが多いし、参考書で詳しく説明してあるなら、それの方がいいかな。
 
「齋藤 孝のホームページ」

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